およそ2か月前に新型コロナの感染症法上の分類が5類に移行しましたが、医療従事者や高齢者を対象としたワクチン接種は現在も行われています。そうした中、ワクチンを接種した後に夫を亡くした宮城県内の女性が、ワクチンの危険性を訴え活動しています。残された家族の思いとは…。
「ワクチン推進の方向をひっくり返したい」
須田睦子さん:
「パパを突然、亡くして子どもたちが悲しむ姿を一番近くで見てきた」

7月2日、仙台市内で開かれた薬害問題を考えるシンポジウム。主催したのは新型コロナのワクチンを接種した後に夫を亡くした須田睦子さん(35)です。
須田睦子さん:
「夫のためでもあるし、自分のためでもあるし、一番は父親を失って泣いて過ごしてきた子どもたちの思いもあるので。ワクチンを推進する方向をひっくり返したい」
大和町に住む須田さん。幸せな日常が一転したのは、2021年10月でした。