「同じような遺族を出したくない」

7月2日、須田さんが主催したシンポジウムでは、ワクチン接種後に体調不良となった患者や薬害を訴える医師らが国の対応を批判しました。

児玉慎一郎医師:
「(国は)ワクチンの被害を隠そうとしている。まだまだ打ちたい」

夫の死後、遺族会の先頭に立ち活動を続ける須田さん。同じような遺族を出さないためにも戦い続けたいと話します。

須田睦子さん:
「ゴールはないんですよね、夫は帰ってこないから。今できることをやることだけなんですよね、難しんですけど」

須田さんはワクチン接種で夫を亡くし「因果関係は否定できない」と認定されたからといって到底、納得できるものではないと話していました。また、国にワクチンの危険性を訴えてもなかなか届かないとして、講演会やシンポジウムを重ねて同じような被害者が出ないよう活動をしていきたいとしています。