宮城県角田市とアイリスオーヤマが協定を結び、災害対応や環境対策で連携を強化していくことになりました。
5日は、角田市の黒須貫市長とアイリスオーヤマの大山晃弘社長が協定書にサインをしました。

協定書には、7つの連携事項が定められていて、災害対応では角田市から要請があった際、アイリスオーヤマの角田工場の体育館を避難所として活用すると定めています。

2019年の台風19号では、体育館が自発的に避難所として解放されました。
角田市 黒須貫市長:
「(特に)大事なところは防災減災のところ、もうひとつは環境問題がありますので、色んな形で連携をさせていただきたいと思っております」

アイリスオーヤマ 大山晃弘社長:
「どのように深い連携ができるかは、これから議論していきたと考えていますが、社会課題に対して真正面にとらえて、それを企業成長につなげていきたい」

また、角田市は、CO2排出量ゼロに向けて、消費電力の少ないアイリスオーヤマ製のLED電球を公共施設などに導入していくということです。アイリスオーヤマが自治体と包括連携協定を結んだのは初めてです。