18日、開幕のセンバツ高校野球、17日は開会式のリハーサルが行われ、宮城県内から出場の仙台育英と東北ナインもハツラツとした姿をみせました。いよいよ試合に臨む2チームの戦力は?

夏春連覇を目指す仙台育英は、去年の日本一のメンバーが7人ベンチ入りしました。

センバツでも掲げるのが「守り勝つ野球」です。初戦の相手は神奈川の慶応、破壊力のある打撃のチームで、育英投手陣が、この打線を抑えられるかがポイントになります。

こうしたなか3月5日の練習試合では、エースの高橋煌稀投手が強豪の京都国際に完投勝ちし順調な仕上がりを伺わせました。

攻撃陣は、機動力で1点を積み重ねていくスタイルでこちらも調子を上げています。

仙台育英・山田脩也主将:
「本当に頼りになる投手陣がいるのであとはバックがしっかり守ることが大切かなと思う」

一方、名門復活を期す東北は、自主性を重んじる元プロ野球選手佐藤洋監督のもとで伸び伸び野球を展開します。

相手は山梨学院、関東大会優勝の強豪で、投手は、最速145キロの右腕・ハッブス大起投手と制球力に優れる左腕・秋本羚冴投手の継投で挑むことになりそうです。

打線は、フルスイングでホームランも飛び出します。東北も次第に実戦に慣れ、投打ともに上り調子だということです。

東北 佐藤響主将:
「(冬場グラウンドが使えず)感覚のずれがたくさんあって、これは経験を積んで慣れていくしかない。攻撃をもっともっと強くしてセンバツに挑めるように準備していきたい」

初戦は仙台育英が大会4日目21日の第3試合、東北は18日の開会式直後の開幕試合です。