宮城県議会2月定例会は、総額1兆792億円あまりの一般会計当初予算案など95件の議案を可決し17日、閉会しました。

県議会では、一般会計当初予算案や仁田和弘議員の逮捕を受けた県議会議員の議員報酬に関する条例の改正についてなど95の議案について議論が交わされました。

自民党・県民会議の村上久仁議員は、仙台医療圏の4病院の再編構想を巡る討論で構想は県全体の理解を得られているわけではないとし「当事者不在」の現状に苦言を呈しました。

自民党・県民会議 村上久仁議員:
「4病院を利用される皆様は、一人ひとりが個別の病気や悩みを抱えた存在であり県全体という表現がひとり歩きしてしまうことは、当事者の個別の思いが埋没するリスクと表裏一体であることは申し上げたい」

採決では全95議案が賛成多数あるいは全会一致で可決されました。