仙台市の西公園のこけし塔の塗り直し作業が17日終わり、公園のシンボルがきれいな姿に戻りました。

熊谷望那キャスター:
「高さ7.4mのこちらのこけし、40年ぶりにお色直しされています」

17日朝、青葉区の西公園ではこけし塔の塗装の仕上げ作業が行われました。作業員7人が高所作業車を使い、こけしの表面に茶色の塗料をローラーで丁寧に塗っていきました。

このこけしは、1961年に公園のシンボルとして設置・寄贈されましたが、近年、色褪せて劣化が進んだため、市民からは修繕してほしいとの声が上がっていました。

青葉区役所公園課 庄司明浩係長:
「だいぶきれいになってきているので、皆さんに見ていただければと思います」

美しく塗り直されたこけしをさっそく写真に収める人の姿も見られました。

写真を撮っていた人:
「感動してます。昔の人たちが仙台を思って建てたのがこうやって受け継がれて残っていくことに胸がいっぱいですね」

西公園は、4月から始まる「全国都市緑化フェア」の会場の一つとなっており、仙台市では、きれいになったこけしを見に来てほしいとしています。