宮城県内の多くの小学校で17日、卒業式が行われ、子どもたちが学び舎を巣立ちました。

仙台市立六郷小学校では、6年生107人が卒業の日を迎えました。児童たちは保護者らの拍手で迎えられ、ひとりひとりに卒業証書が手渡されました。

証書の授与の後、有馬玄康校長がはなむけの言葉を送りました。

六郷小学校 有馬玄康校長:
「コロナ禍の3年間で、みなさんは見方を変えればマイナスをプラスにピンチをチャンスに変えることを学んだはず。中学生活でも視点を変えて、力強く前に進んでいってください」

そして、小学校生活を振り返り6年生みんなで「別れの言葉」をつなぎました。

別れの言葉:
「これまで学んだことを生かし、未来に向かって羽ばたきます。羽ばたきます」

文部科学省は、今年の卒業式について「マスクを着用せずに出席することを基本」としていますが、この小学校では、児童に対し原則マスクの着用を推奨し、外すのは、卒業証書をもらうなど式の一部のみとすることが望ましいとしました。