去年1年間の東北6県の宿泊者数は、コロナ禍前2019年のおよそ▼8割に留まりました。
東北運輸局によりますと、管内の去年1年間の延べ宿泊者数は▼3400万人あまりで、新型コロナの影響が出る前の2019年と比べ、▼22.1%減少しました。

このうち日本人ののべ宿泊者数は▼19.1%減少していて、全国10の地方ブロックのうち沖縄ブロックに次ぐ下から2番目となりました。前年比では▼17.2%増加していますが、増加幅は全国で最も低くなっています。
東北運輸局 田中由紀局長:
「東北に関しては、東北の方自身があまりまだ動いていない傾向にあるので、旅行マインドをあげていくことについて官民連携しての取り組みが必要だと思います」

東北各県では、特に、出張や帰省など観光以外の宿泊の回復が鈍いということで、宮城県の去年12月の宿泊者数は、前年と比べ▼14.7%減でした。







