東日本大震災の後にトルコの支援を受けた宮城県七ケ浜町で、トルコとの交流を紹介する特別展示が開かれています。

東日本大震災発生直後、七ヶ浜町で行方不明者を捜索するトルコの救助隊を捉えた写真。

トルコの救助隊30人は、震災の後、半月にわたり、七ヶ浜町でテント生活を送りながら捜索活動しました。この時の支援に応えようと、特別展示「トルコへの恩返し」は、2月に発生したトルコ・シリア地震の被災地支援として開かれています。

会場には、トルコ副首相が町を訪問した時の写真や、トルコ・シリア地震の様子を捉えた写真などが展示されています。

七ヶ浜国際村 後藤謙一事務局長:
「震災から12年経ちましたが、気持ちは休まらない。トルコで被災された方々、今まさに大変な状況だと思いますが、末永く支援し協力していきたい」

会場には、募金箱も設置され来場者に協力を呼びかけています。この特別展示は、3月末まで開かれています。