パイロットの養成に役立てられます。飛行機の操縦をバーチャルで学ぶことが出来るフライトシミュレーターが、宮城県岩沼市の航空大学校に寄贈されました。

航空大学校仙台分校にフライトシミュレーターを寄贈したのは、日本航空で、13日は学生や職員などおよそ20人にお披露目されました。

フライトシミュレーターでは、小型飛行機の操縦をバーチャルで体験することができて、悪天候や機材トラブルなど様々な事態を想定した訓練を行うことも可能です。

学生:
「シミュレーターとは思わず、実機だと思いながら真剣に訓練に臨みたい」
「私たちのためにこんな高価なものを贈ってくださって、感謝の気持ちでいっぱい」


航空業界では将来的なパイロット不足が懸念されされていて、日本航空はパイロットの養成にフライトシミュレーターを役立ててほしいとしています。航空大学校仙台分校では52人の学生が学んでいて、14日から技能の習得のために、活用するということです。