これからホテルや飲食店などでプロの料理人として活躍する仙台市の専門学校の生徒たちが、9日、卒業料理コンクールに臨みました。

この料理コンクールは、宮城調理製菓専門学校を卒業する生徒たちが、在学中に身に着けた料理の腕前を披露するものです。

日本料理や洋菓子など8つの部門があり、原価の上限は、1000円もしくは1500円と決まっています。審査は、食材の取り合わせのバランスが良いか、見た目にも美しいかがポイントです。

審査の結果、料理部門のグランプリには、菊池くるみさんが手がけた日本料理が選ばれました。

菊池くるみさん:
「私の料理は皿がもともと決まっていたので、皿に合わせて食材やいろどりを選んだ。自信はなかったが賞をもらえてうれしい」

また、製菓部門では佐藤ことみさんがグランプリとなりました。

生徒たちの多くは、4月からホテルや飲食店などで料理人として歩み始めます。