8日の宮城県内は晴れて気温が大きく上がり、各地で今年一番の暖かさになりました。半数以上の地点で最高気温は20度を上回り、5月から6月にかけての陽気でした。

今野桂吾気象予報士:
「日差しがたっぷりと降り注いでいます。午後になって上着いらずの陽気になってきました」


昼過ぎの仙台市内中心部です。街では上着を脱いで手に持ちながら歩く人の姿が多く見られました。

8日は日差しに加え南から暖かな空気が流れ込んだため、仙台では5月下旬並みの22度ちょうどまで気温が上がりました。



市民:
「今まで仕事してきたんですけど、外に出るとすごく汗ばみますね。こちらストールで、朝は肌寒かったんですけど、今とても暖かいのでつけてないです」
「急にあったかくなったのは大変なんですけど、うれしいです。春が来たようで」


仙台で3月上旬までに20度を超えたのは、7年ぶり3回目です。この陽気で、宮城野区の榴岡公園では、ピクニックを楽しむ人も見られました。



ピクニックをしていた人:
「天気がいいからいいかなと思って。気持ちいいです」


県内で最も高い最高気温を記録した丸森町。平年より15度近くも高い22.8度まで気温が上がりました。阿武隈川には釣り人の姿も。



釣り人:
「今年初です。暖かかったんで様子見に(来ました)」


この他、8日は仙台空港で22.3度、亘理で22.1度など、県内半数以上の地点で20度を上回り、5月から6月にかけての陽気になりました。


9日も最高気温は高い所で20度くらいまで上がり、季節はずれともいえるような暖かさが続きそうです。