宮城県内の公立高校では6日、入学試験が行われました。今年の試験問題にはどのような傾向があったのか、仙台市内の学習塾に聞きました。
仙台市太白区にある学習塾「名学館富沢校」です。午後3時半過ぎ、入試を終えた受験生たちが続々とやってきました。
受験生:
「やりきれたので達成感は大きい」
Q今回の試験の出来は
「バッチグーです!」

受験生:
「毎日勉強で疲れたので、明日から遊びます」

およそ20年にわたり公立高校の入試問題を見てきた我妻博隆塾長は、「全体的に予想していたよりは難しくなかった」と話します。
名学館富沢校 我妻博隆塾長:
「去年が簡単になったので、多少難しくなるかなと思ったんですけど、割と今年も解きやすい問題が続いていたという印象」

数学には、去年から習うようになった「箱ひげ図」という問題が出題されました。

名学館富沢校 我妻博隆塾長:
「元々は高校でやっていた内容が、去年中学におりてきて、いま2年生がやっている。教科書もボリュームが増えましたし、やる範囲は増えている」
社会では、ドローンについての文章問題や「SNS」が答えとなる問題など、時代の流れを汲んだ設問が多かったと言います。

名学館富沢校 我妻博隆塾長:
「生徒たちにもよく言うが、普段からニュースを見て世の中の動きに関心を持って置くことが大事ということが入試にも表れている」
