仙台うみの杜水族館で去年9月に生まれたアシカの仲間、オタリアのメスの赤ちゃんの名前が3日、決まりました。名前の発表は、赤ちゃんのお父さんが行ないました。

アシカの仲間、オタリアのメスの赤ちゃんは、去年9月に仙台うみの杜水族館でオスのチェンとメスのカルーアとの間に生まれました。

2月には、スタッフが考えた4つの名前の候補、「もっこ」、「マリブ」、「チャコ」、「ペルノ」から1つを選ぶ投票が行われました。

そして、ひなまつりの3日、お父さんのチェンによって名前が発表されました。

お父さんのチェンの筆で力強く書き上げられた名前は、「チャコ」です。

投票総数5664票中、2047票を獲得した「チャコ」は、小さい、かわいいを意味する方言「めんちゃこい」から考えられた名前です。

早速、登場した「チャコ」に子どもたちが大きな声で呼びかけていました。

子ども:
「チャコー」


訪れた人:
「めんこくて、ちっちゃくてかわいくてぴったりです。最初の頃は、泳ぎもたどたどしくてかわいかった。これから成長して水族館のアイドルになることを願っています」

仙台うみの杜水族館飼育員 寺沢真琴さん:
「オタリアは、音で認識しているので徐々に名前に慣れてくれるのでは。呼びやすい名前なので普段からたくさん呼んで覚えてもらおうと思います」

飼育員によりますと、「チャコ」は好奇心旺盛でおてんばな性格。今では泳ぎも上達し、暖かい日は、ひなたぼっこの後、泳ぎを楽しむ姿が見られるということです。オタリアの「チャコ」は、午後0時半から午後3時まで、見学できるということです。