3月末で閉校する宮城県角田市の小学校で、3日、児童らが熱気球に乗って、最後の思い出をつくる催しが開かれました。
熱気球体験が行われたのは、角田市の藤尾小学校で、児童と保護者あわせて50人が参加しました。

校庭には、巨大な熱気球。児童たちは、熱気球に乗り込んで、地上20㍍の高さから母校を眺めました。

藤尾小学校は、3月末で閉校し、76年の歴史に幕を下ろします。児童たちは、普段は見られない地元の景色を満喫していました。
2年生の児童:
「気球の高いところが怖かったけど、楽しく初めて乗れたから良い経験になりました」

3年生の児童:
「楽しかったです。理由は田んぼとかが見えて景色がきれいだったからです」

児童らは大空から見た景色を胸に刻み、思い出の母校に別れを告げていました。藤尾小学校の児童たちは、4月から枝野小学校と統合して開校する金津小学校に通うことなります。








