1日から全国で始まった春の火災予防運動に合わせ、仙台市では、狭い路地にある商店街での火災を想定した防火訓練が行われました。

仙台市青葉区一番町の「壱弐参(いろは)横丁」で行われた訓練には、商店主や飲食店主、それに消防署員が参加し、初期消火から避難誘導までの流れを確認しました。

今回の訓練は、去年12月、仙台駅前で飲食店などが入るビル4棟が焼けた火事を受け、狭い路地での火事を想定して行われました。

仙台市では、今年に入り44件の火事があり、すでに去年1年間に並ぶ▼7人が死亡しています。

青葉消防署 富田正幸予防課長:
「今年になって住宅火災で亡くなっている人が(多く)いる。家庭での火の用心に努めてもらいたい」

春の火災予防運動はきょうから今月7日までで、仙台市消防局では火事が起きたらすぐに消防に通報し、避難するよう呼びかけています。