来月11日で東日本大震災発生から丸12年となります。村井知事は27日、「12年は一つの通過点に過ぎない」との見解を示し、積み残された課題として家族を亡くした人たちへの心のケアなどに継続して取り組んでいくと述べました。
村井知事:
「地震被害、津波被害で特に家族が亡くなった方にとっては12年、13回忌は一つの節目ではあるが、一つの通過点にすぎないだろうと思う」
東日本大震災の発生から丸12年を迎えるのを前に、村井知事は「被災者にとって12年は一つの通過点にすぎない」との見解を改めて示しました。そして、阪神淡路大震災の事例などから「被災者支援は25年間は継続すべき」と強調しました。

また、積み残された課題として、心のケアや地域コミュニティの維持などを挙げたうえで、「被災地では高齢化が進み、高齢者に対するケアにもしっかり取り組んでいく必要がある」と指摘しました。







