角田市に伝わる「子どもとくら太鼓」の引継式が26日に行われ、来月卒業する6年生から後輩たちにバチが引き継がれました。

角田市小田地区で行われた引継式には、角田小学校と北郷小学校の児童22人が参加しました。
とくら太鼓は地元の寺の祈祷太鼓がもとになっていて、児童が毎週1回、練習を続けています。
式では来月卒業する6年生3人が演奏を披露した後、バチを引き継いだ後輩たちが早速、力強いバチさばきを披露しました。

5年生
「いつもの練習より上手にたたけた気がした。6年生から引き継ぎたい気持ちを込めて演奏した」
6年生
「演奏を見てくれる人たちに一人ひとりの思いが伝わるような、たくさん拍手がもらえるような演奏にしてほしい」

小田地区のとくら太鼓は、1986年から演奏されていて、バチを託された後輩たちは、今後も練習を重ねていくということです。