宮城県石巻市の牡鹿半島にある全校児童2人の小学校が、来月で閉校することになりきょう、式典が行われました。
石巻市立東浜小学校の閉校式では、市の教育委員会に校旗が返納された後、児童2人が登壇しました。
児童「私たちはこれからも東浜小学校での思い出を忘れず未来に向かって進みます」

この後、代々受け継がれてきた獅子舞いが披露されました。東浜小は1955年、158人の児童でスタートしましたが、少子化に加え震災後の児童の転出などで、今年度は6年生の2人だけとなりました。

卒業生「遠泳大会はプールではなく海でやった。親の協力も大きかった。寂しいです」
勤務経験のある教諭「悲しくて悲しくて仕方がない。いつかは戻って来たいと思っていた」
東浜小は、来月の卒業式で最後の2人を送り出し、68年の歴史に幕を下ろします。







