去年、仙台市の県道の丁字路交差点で赤信号を無視した軽乗用車が自転車に乗った高校生に衝突し、けがを負わせたうえ、そのまま逃げたとして、警察は仙台市に住む39歳の会社員の男を逮捕しました。

ひき逃げと危険運転致傷の疑いで逮捕されたのは宮城野区鶴ケ谷東1丁目の会社員・村岡徹容疑者(39)です。

警察によりますと、村岡容疑者は去年12月19日の午前8時50分頃、仙台市宮城野区小鶴1丁目の県道の丁字路交差点で、赤信号を無視して軽乗用車で進入し、自転車で横断中の男子高校生をはね、顔などに打撲などのけがをさせたうえ、そのまま現場から逃げた疑いがもたれています。

仙台東警察署

警察は近くの乗用車のドライブレコーダーなどを解析し、村岡容疑者を割り出したということです。

ドライブレコーダーからは村岡容疑者の軽乗用車が事故を起こす直前、反対車線を逆走しながら信号待ちの数台の車を追い越していたことも分かっていました。

村岡容疑者は調べに対し「事故を起こしたことは間違いない」などと供述していて警察は事故の状況を詳しく調べています。