震災で津波被害を受けた宮城県東松島市大曲地区で、老朽化によって建て替えられた新しい校舎の落成式が行なわれました。津波から避難するための屋外階段を設けるなど、防災機能を強化しています。

新しい校舎が完成した東松島市の大曲小学校では9月3日、関係者を招いた内覧会が行われました。建物は鉄骨3階建てで、延べ床面積が約4100平方メートル。
津波対策として、東西2か所に屋外階段を設け、校舎への迅速な避難を可能としました。

また、屋上にソーラーパネルを設置し、その電気を貯める蓄電池を2階に、電圧を変換する設備は3階に配置するなど、津波浸水区域内にある指定避難所として防災機能を強化しました。利用は9月24日から始まります。

東松島市・渥美 巖・市長:
「(震災後は)改修をしながら使ってきたが老朽化していた」
「防災により力を入れた校舎になっている」

総事業費は約21億円で、そのうち8億円近くを国の補助で賄いました。
大曲小は、震災で高さ1.9メートルの津波が押し寄せ、校舎の1階が水没しています。