春闘の本格化を前に、連合は12日から、賃上げや生活困窮者支援を訴える全国キャラバンを展開します。このうち、連合宮城も、仙台で出発式を行いました。

仙台市青葉区で行われた出発式には、連合宮城の大黒雅弘会長のほか、東北6県の連合関係者が参加しました。連合は、春闘で物価の上昇を踏まえた賃上げの実現や生活困窮者支援などを求める方針です。賃上げを巡っては、岸田総理が要請し大企業の一部で実施の動きがみられるものの、多くの中小企業にとって実現は簡単ではありません。

連合宮城 大黒雅弘会長:
「中小企業はなかなか厳しい環境にある。その中でも人手不足を含めて未来をどう変えていくか、このチャンスを皆さんでものにしていきたい」

連合は12日からラッピングカーで各地を巡り、賃上げの機運を高めることにしています。