去年、宮城県石巻市が町内会に配布した殺虫剤を住民2人が誤飲し、このうち1人が死亡した問題で、当時ペットボトルに小分けした殺虫剤が、玄関に置く形で配布されていたことがわかりました。

この問題は去年6月から7月にかけて、石巻市が町内会に配布した殺虫剤を誤飲して80代の男性が死亡し、3歳の子どもが救急搬送されたものです。死亡した男性は、市内の戸建ての災害公営住宅に住んでいたと見られ、関係者によりますと、この地区では、殺虫剤をペットボトルに小分けして玄関に置く形で配布していたということです。

死亡した男性は当時外出中で、帰宅した後、玄関に置かれたペットボトルの殺虫剤を誤って飲んだと見られています。ペットボトルには、「消毒液」などと書いていたということです。
住民:
「玄関に置いていったんだって。粉のものは袋に入れて、液体はペットボトルに。2つ一緒に置いていた。(男性は)留守だったから置かなきゃよかった」
また、1日朝、石巻市の齋藤正美市長が取材に応じ、これまで事実を公表していなかった理由を説明しました。

石巻市 齋藤正美市長:
「警察が事件性あるか捜査中で遺族の意向もあり公表を控えていた」

石巻市では、2018年にも害虫の駆除をしていた住民が、容器に小分けされた殺虫剤を誤って飲んだ事故があったということですが、市は、資料が残っていないため、詳細や安全管理を改めたかなどは分からないと説明しています。







