今月25日、宮城県の塩釜港に係留していた海上保安部の巡視船から重油が漏れ出した原因について、船内のタンクから別のタンクへ重油を移すポンプが稼働し続け、タンクが溢れたことによるものと判明しました。
今月25日、塩釜港で宮城海上保安部の巡視船「ざおう」から1000リットルを超える重油が流出しました。
流出から5日経った今月30日も油を取り除く作業が続くなか、流出の原因は、重油を主燃料タンクから発電機のタンクへ移すポンプが稼働し続け、発電機のタンクから溢れたことによるものと判明しました。溢れた重油は、タンクの空気抜き管を通じて甲板上から海に流出したということです。
第二管区海上保安本部は今後、ポンプが稼働し続けた原因について人為的なミスかシステムによるものかを含め、詳しく調べることにしています。
また、漏れ出した重油が付着した養殖ワカメやコンブなど1000トンについては、廃棄されることが今月30日に決定していています。塩釜市漁業協同組合などは宮城海上保安部に対して被害弁済を求める方針で、海上保安部も補償に応じる姿勢を示しています。







