新年度予算案の年度内成立に強い意欲を示してきた高市総理。きょう、与党側が断念する意向を野党側に伝え、「大変残念だ」と悔しさを滲ませました。

先ほど、参議院本会議で成立した暫定予算。新年度予算案が成立するまでの“つなぎ”です。年度内成立に強い意欲を示し続けていた高市総理は、きょうも。

立憲民主党 石垣のり子 参院議員
「本予算の年度内成立はもう諦められたんでしょうか」

高市総理
「国民生活に支障を生じさせないよう、令和8年度予算の年度内成立を目指したいと申し上げてまいりました」

石垣議員
「まだ諦めていないということなんでしょうか」

高市総理
「非常に難しい状況にあると承知をいたしております」

「諦める」とは口にしませんでしたが、与党側はきょう、年度内成立を断念する意向を野党側に伝えました。

参議院では過半数に届かない与党。審議時間などで野党に配慮しながら審議を進める必要がありました。

参院自民幹部
「衆議院とは違って解散で議席を取り戻すことはできない。予算の先のことも考えないといけない」

さらに、参議院での可決へ向けて“多数派工作”も不可欠です。午後、自民党の松山参院会長は、日本保守党の百田代表と会談。外国人政策をめぐり協議の場を設けることや、食料品の消費税ゼロの早期実現に向け、日本保守党が「国民会議」に参加することなどを条件に、予算案の成立に向けた協力を取り付けました。

自民党 松山政司 参院会長
「成立に向けて大きなメドといいますか、そういった方向性も出てきたので大変ありがたい」

衆議院とは打って変わり、数の力で押し切れないことに加えて、元々、高い独立性を持つ参議院。

高市総理
「結果としてですね、このように本予算の成立が遅れてしまったということは大変残念」

高市総理も国会運営の難しさを見せつけられたかたちです。