「津波が来るぞ」最年少は津波から逃れた当時5歳の女性
松尾さんは知人の紹介などで聞き取りを進め、これまでに当時5歳から60代だった男女10人の声を収録しました。

最年少の当時5歳だった戸ヶ瀬優月さんは、幼いながらはっきりと覚えている当時の記憶を語っています。
収録された戸ヶ瀬さんの体験談:
「当時はだいたい5、6歳ぐらい。家で弟と父親と私でいるときに揺れが起きて、そこから近くの玉浦小学校に3人で逃げた」

収録された戸ヶ瀬さんの体験談:
「誰かが『津波が来るぞ』って言い始めて、小学校の校舎の方に3階に移った。3階のベランダみたいなところから校庭とかが見えたりして、辺り一面海みたいな、車とかも止まったりしていたけど、上の方しか見えなかった」

収録された戸ヶ瀬さんの体験談:
「しばらくは地震っていう言葉を聞くだけで泣いちゃったりとかしてて。またあのまんまのものが来るんじゃないかなっていうのが不安になっていた」
震災後、友人に当時のことを話すことはあっても、語り部活動のように表立って語ることはなかったといいます。この取り組みに参加したきっかけは、忘れられないある出来事でした。







