2019年の台風19号による豪雨で大きな被害を受けた宮城県丸森町で復興を支援しようと、東京の大学生が25日からボランティア活動に訪れ、放置された竹林を整備しました。
丸森町を訪れたのは、中央大学の学生16人です。

学生は地元の人と一緒に阿武隈川沿いの竹林に入り、のこぎりを使って密集した竹や枯れた竹を次々と切り倒して運び出し、きれいに整備していました。

丸森町は、タケノコの生産が盛んですが、高齢化のため手入れされず放置された竹林が多く残されています。

中央大学では、台風19号による豪雨災害が発生した2か月後と今年3月にも学生が丸森町を訪れ復興支援活動を行っています。
中央大学の学生:
「竹がどんどん生えてくるなかで、整備するのが大変な作業だと思った。整備されて中に光が入ってくれたらうれしい」

あぶくまの里山を守る会・照井良久さん:
「普通われわれは年寄りばかりでやってるけど、若い人が来ると何倍も早くなるし、興味を持ってもらえるのが一番うれしい」

中央大学の学生は、26日と27日は、筆甫地区で竹林の整備や、側溝の土砂を取り除く作業を行うということです。








