野党は内部分裂の歴史を繰り返すのか
「結構最初の段階で大丈夫かな?と思いました。政党ラベルを捨てた時点で嫌な予感がしたというのと、あとは、国民民主党が攻勢に出た。それまでは連合が仲立ちして、連合が支持する現職議員がいる選挙区にはもう一方の政党は出さないという暗黙のルールみたいなものが崩れましたよね。県内でも中道と国民が両方出た選挙区がありましたが、票割れを招いて、中道の敗北をさらに強めてしまった」

源島准教授は、野党の分裂が自民党を利するという構図を強く批判します。
「衆院選が小選挙区メインの選挙制度である限り、野党が多党化するほど自民党が勝つことに変わりはない、ということをもう少し自覚すべきじゃないかなと思うんですよね」
さらに、民主党政権崩壊後の10数年の歴史を振り返ります。
「今後また政界再編して、国民民主党が中道とまとまろうとなっても、結局、旧民主党プラス公明党みたいなものに戻るだけなんですよね。そうなると、野党が分裂して多党化していったこの10数年ってなんだったんだろうという話になってしまうわけで」
「国民民主も、自分たちが主張した政策をどんどん自民党政権が実行してしまうから、自分たちのオリジナリティがなくなってくるわけですよね。となると、存在意義があやしくなってくる。国民民主党は、野党として生き残るのかとなった時に、結局は中道との関係が肝になってくるんですよね」
「そういう内部分裂を繰り返して、自民党政権を助けているというのが、民主党政権崩壊後の10数年の歴史ですので、その辺をいい加減自覚しないと、いつまで経っても政権交代は起きないでしょうと思うわけです」







