仙台市の秋保町にある慈眼寺の住職、塩沼亮潤大阿闍梨による茶話会が26日開かれ「人生では忘れきる、捨てきる、許しきることが大事だ」と語りました。
太白区秋保町にある慈眼寺の住職、塩沼亮潤大阿闍梨は日々感じていることや来場者からの質問に答える「茶話会」を毎月開いています。

塩沼さんは奈良・吉野の往復48キロの険しい山道を1000日間歩き続ける荒行「千日回峰行」を1999年に達成しました。

26日に開いた茶話会ではこうした経験をふまえ、人としての器を自分で大きくしていくことが大切だと話しました。
慈眼寺の住職 塩沼亮潤大阿闍梨: 「愛せないものを愛したいな、許したいものを許したいな、捨てきれない過去を捨ててしまおう。忘れきる、捨てきる、許しきることが人生で一番大事。」

訪れた人: 「明るくお話しいただき、今度は秋保のお寺に行ってみたい。」
訪れた人たちは、「人は生まれてから死ぬまで修行」だという塩沼さんの話に熱心に耳を傾けていました。







