鍋料理などに欠かせない冬の味覚「春菊」の収穫作業が東北一の産地、宮城県亘理町で最盛期を迎えています。

亘理町逢隈牛袋の南條義明さんのビニールハウスでは、16日朝から「春菊」の収穫が行われていて、およそ30センチほどに育ったみずみすしい春菊をハサミで収穫していきました。



南條さんによりますと、今年は秋から冬にかけての天候が安定していたことから申し分ない味の春菊が育ったということです。

春菊農家 南條義明さん:
「(秋の)雨が少なかったか、湿気が少なかったのが順調な生育の要因だと私は思いますね。私のお勧めとしましては、春菊のサラダがお勧めでございます」


収穫された春菊は、茎の部分をハサミでカットして整えたのち、150グラムずつ袋詰めされました。南條さんのビニールハウスでは来年1月中旬まで収穫が続き、収穫された春菊は仙台市内や都内に出荷されます。