プロ野球、楽天イーグルスで、今年も4番を担いリーグ最多安打にも輝いた島内宏明選手が、来シーズンの契約更改を行いました。その後の会見で来シーズン後、FA権の行使を視野に入れていることを明らかにしました。

契約更改後に胸中を語った島内宏明外野手。他球団と移籍交渉ができるFA、フリーエージェント権について今の思いを球団に伝えました。

楽天イーグルス 島内宏明外野手:
「来年できるならFA(宣言)させてほしいと自分は(球団に)言いました」


Q,球団の反応は?
「さすがにOKはもらえなかった。また来シーズンが終わってからゆっくり話したいなと。金額とかそういうものだけでなく、違うユニフォームを着てプレーしたいという気持ちも少なからず自分の中で出てきたので、いい意味で(移籍が)したいというよりも、どんなものなのかなと。FA権を取った年もあんまり考えずにいたのでもうちょっと考えたいなと」

昨シーズン打点王、今シーズン最多安打にベストナインとパ・リーグの顔となった島内選手。来季の契約について球団からの現状維持の提示にサインで応えた一方、新たなチャレンジとしてシーズン後のFA権の行使を考えたいと語ります。

楽天イーグルス 島内宏明外野手:
「現状に満足していたらたぶんもっといい結果は出せないと思う。全て(の個人記録で)キャリアハイを目指して高い所を目指してやっていきたい」



2年前にFA権を獲得している島内選手。現在32歳、来シーズンは引き続き楽天の主軸としての期待を背負いながら、自身の今後のキャリアについても考えてゆくことになりそうです。