世界各国の高校生が津波の恐ろしさや対策について学ぶサミットが、仙台で11月27日から始まり、語り部活動をする高校生が英語で講演しました。

11月27日に開幕した『「世界津波の日」高校生サミット』。
世界各国の高校生に津波の恐ろしさや対策などを学んでもらおうと、2016年に始まり、仙台市での開催は初めてです。2025年は10か国から88人が参加しています。

開会式では、宮城県石巻市の震災遺構・門脇小学校で語り部として活動する吉田美彩さんが地域での防災の取り組みや自身の語り部活動について英語で講演しました。

石巻市立桜坂高校・吉田美彩さん:
「私たちの世代が災害文化をつくり、災害の教訓が生き続けるように、命が無駄に失われることがないようにしましょう」


マレーシアから訪れた高校生:
「彼女が経験してきたことに大きな衝撃を受けた。当時彼女がどんな気持ちだったのか想像がつかない」



サミットは11月28日まで開かれ、高校生らは「防災・減災・復興」の観点で自然災害について学び、英語で話し合うということです。







