本格的な冬を前に、運転技術の向上を目指します。
冬道での運転に備えようと、仙台市で凍った路面での運転を疑似体験する研修会が11月7日に開かれました。

仙台市太白区の南仙台自動車学校で開かれた研修会には、冬道でも業務で運転する機会が多い市内11の事業所の従業員15人が参加しました。

トンネルの出入り口や橋の上といった滑りやすいポイントを学んだ後、参加者は凍結した路面を再現したアイスバーンコースで、滑りやすい路面の運転を疑似体験しました。

玉置 佑規・キャスター:
「私も実際にアイスバーンコースを体験してみます」

玉置 佑規・キャスター:
「今アイスバーンコースに入りました。時速45キロで急ブレーキ!おおお!ブレーキかけているんですけど、完全に停車するまでに時間がかかって、前にぐっと進みました。本当の雪道だとかなり怖いですね」

参加者は、自動車学校の指導員から滑りやすい路面では慌てず落ち着いてブレーキをかけるなど、アドバイスを受けながら運転技術を学びました。

参加者:
「思った以上に全然止まらなくて、ブレーキを踏んでも踏んでも滑っていく感じでちょっと怖かった」

参加者:
「(仕事で)雪道や凍っている所を走ることもあるので気を付けながら慎重に運転していきたい」

仙台南警察署・富田 勲・交通課長:
「冬道の路面は非常に滑りやすいので急ブレーキ、急ハンドル、急加速、この3つの『急』を防ぐ運転を心掛けていただきたい」

宮城県警察によりますと、県内では2024年シーズン、2024年11月から2025年3月末までに87件のスリップ事故が発生し103人がけがをしています。







