いわゆる就職氷河期世代を対象にした宮城県職員の中途採用試験が、11日に行われ、平均およそ65倍の関門に受験者が挑みました。
1次試験の会場となった仙台市青葉区の県工業高校には、大勢の受験者が集まりました。
対象はバブル崩壊後の長引いた景気低迷の際に、高校や大学の卒業を迎えた、1970年4月2日から86年4月1日までに生まれた就職氷河期世代です。
一般事務など4つの職種の11人程度の採用枠に対し、720人が受験を申し込んでいて、平均倍率はおよそ65倍です。
県人事委員会事務局 佐藤淳総務課長
「いろいろな経験を積まれている方もいるので、そういった経験をフルに発揮してもらえれば」
1次試験の結果は今月23日に発表されます。2次試験は来月7日からで、来月下旬に最終合格者が発表されます。







