400年以上の歴史がある伝統行事「綱木之里(つなぎのさと)大名行列」が21日、宮城県登米市で行われ勇壮な行列が町を練り歩きました。

登米市東和町米川地区で行われた綱木之里大名行列では、大名や家来に扮したおよそ80人が町を練り歩きました。1564年、当時の城主が八幡神社を再建し神輿渡御を行ったのが始まりとされ、五穀豊穣や地域の安泰を祈願する行事です。

(号令)「お取替えー」
見どころは長さ3メートル程の「毛槍」と呼ばれる大名道具を一斉に投げ渡す場面で、見事受け取ると沿道から拍手が送られていました。

観客:
「若い人がいっぱいいた。頼もしい」
大名行列に参加した人:
「ずっと残していかなくてはいけない大事な祭り」

綱木之里大名行列は登米市の無形民俗文化財に指定されていて、勇壮な時代絵巻に町は賑わっていました。