■仁田議員「県議会欠席」のワケは?県議会議長の見解は?
仁田議員本人は、携帯電話も通じず直接連絡することができなかったため、tbcは11月15日、担当弁護士に文書で質問したところ、22日付けで回答を得ました。

仁田議員・担当弁護士の回答:
「保釈後、県議会の会議を欠席したのは、一部報道機関による行き過ぎた取材があり、県議会の会議に出席した場合に、混乱が生じる恐れがあると懸念されたからです」

一方、県議会には・・・。
菊地恵一県議会議長:
「11月9日付けで弁護士から今回の11月議会を一身上の都合で欠席する旨の書面が送られてきた」

仁田議員の欠席届を受理する立場の菊地恵一県議会議長です。県議会の会議規則は、議員の欠席の届け出について、公務や病気といった「やむを得ない事由」がある場合、その理由をつけて議長に届け出ることになっています。

菊地議長は、仁田議員が示した「一身上の都合」という理由に困惑し、再度、具体的な理由の説明を求めたと話します。
菊地恵一県議会議長:
「いままで一度も記者会見も取材も対応していないので、ここに来た段階で取材が殺到したりとか混乱を起こす可能性があるので、その混乱が申し訳ないということで当面出席を見合わせることにしたと。始まった議会をスムーズに進めていくというのが議長としても議会としても大事なことなので、『やむを得ない事情』と判断して欠席の届け出を受理をした」

では、地方政治の専門家は、仁田議員の議会欠席をどのように見ているのでしょうか?