2025年6月に仙台うみの杜水族館で初めて誕生したイロワケイルカの赤ちゃんが8月15日に死んだことが分かりました。
死因は調査中だということです。
後藤舜キャスター
「献花台が設けられていて、この時間も多くの人が訪れていてメッセージを書いたり花を供えたりしています」

仙台うみの杜水族館にあるイロワケイルカの水槽の前には、多くの来場者がイルカの親子の姿を見ようと訪れていましたが母親のセーラの姿しかありません。
イロワケイルカの赤ちゃんが一般公開された時には、6月22日に産んだ母親のセーラと寄り添いながら泳ぐ姿がみられました。

水族館によりますと8月15日の夕方から赤ちゃんの泳ぎに違和感があり、観察を続けていたところ午後11時過ぎに容体が急変し死んだということです。

死因は調査中としています。
仙台うみの杜水族館・飼育担当 寺沢真琴さん
「急なことだったので私たちもまだびっくりしている、すごく残念な気持ち。今回産まれてきてくれた記録や情報をしっかり整理して、今後のイロワケイルカの飼育に活かせるようにしていきたい」

展示エリアには献花台が設けられ多くのメッセージが寄せられています。

また、訪れた子どもたちが別れを惜しんでいました。
来場した子ども「悲しい気持ち」
母親「ママも可哀そうだから様子を見に来た。少しの間だけれどかわいい姿を見せてくれてありがとうという気持ち」
来場者
「やはり寂しい。献花台に元気な写真もあって寂しいと思う。ぜひまた赤ちゃんが見られることを期待したい」
国内最高齢となる34歳で出産したセーラについて水族館は、健康状態に問題はなく万全なケアに努めると話しています。
