気象庁は24日夕方、「暴風雪と高波及び大雪に関する全般気象情報 第1号」を発表しました。26日（金）にかけて低気圧がオホーツク海付近で発達し、冬型の気圧配置が強まる見込みです。このため、26日（金）は北日本から東日本の日本海側では暴風や暴風雪に、北日本から西日本の日本海側では高波に警戒、また東日本では大雪による交通障害に警戒が必要という内容です。
26日（金）の予想天気図。等圧線が縦じま模様に並び間隔が狭くなるため全国的に西寄りの風が強まる見込み
気象庁24日午後5時発表の早期注意情報（警報級の可能性）を見ると、26日（金）は全国広い範囲で西風が強まる見込みで、特に東北や北陸、九州南部では警報級の可能性が【高】となっている地域もあります。交通に影響が出る所もある見込みで、東北地方では、JR東日本が26日（金）について東北本線や常磐線、奥羽本線などで強風により遅れや運休が発生する可能性があるとの情報を出しています。早めの帰省などを予定している方は最新の交通情報に注意してください。
また、26日（金）は北日本から西日本の日本海側を中心に大雪になる所がある見込みで、特に長野県北部では警報級の大雪となる可能性が【高】となっています。
25日（木）午後6時から26日（金）午後6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
東北地方 50センチ
関東甲信地方 50センチ
北陸地方 50センチ
東海地方 50センチ
近畿地方 50センチ
中国地方 50センチ
九州北部地方 30センチ
となっています。27日（土）も東北地方の一部では警報級の大雪となる可能性があるため、大雪による交通障害にも注意・警戒をしてください。
