睡眠不足は交通違反?
仙台市若林区のJAF=日本自動車連盟宮城支部によりますと、睡眠不足の状態は居眠り運転につながる恐れがあり安全運転義務に違反する可能性があるといいます。

JAF宮城支部・広報担当 佐藤陽さん
「ドライバーさん自身にそもそも安全運転義務というものが課されているので運転する際にも安全に走行させるという責任がある。体調の管理だったり、あと持病を持ってらっしゃる方、投薬されてる方も、今から運転されるといった場合には、その薬自体が運転にどのように影響するのかとか、自分の体調管理も運転する際にも必要かなと思うので、十分注意していただきたい」

JAF宮城支部によりますと道路交通法には居眠り運転について明記されていませんが、眠気を感じた場合は、対策を講じてほしいと話します。

JAF宮城支部・広報担当 佐藤陽さん
「道路交通法に深くは書いてない。安全運転義務の中のものになるので、どの法律でここですっていうのは多分定められてないと思う。やはり眠気だったり、体調に不調を支障きたしたりする場合には、車を停めて休憩するとか、仮眠をするとかそういった対策をしていただきたい」

違反になる可能性があるうえに、睡眠不足での運転は事故につながりかねないので注意が必要ですね。
これを踏まえドライバーは、睡眠不足での運転が交通違反になるという認識があるのか聞いてみました。
睡眠不足での運転は交通違反になると思う?
新潟からの旅行客
「交通違反にはならないんじゃないかな」
後藤舜アナウンサー:睡眠不足は交通違反になる可能性がある
「可能性がね。十分睡眠をとりながらというと、やはり現地につく時間がすごく遅くなったりするので、やはり若干無理してしまう」
福島からの帰省客
「睡眠不足で道路交通法違反ですか?どうなんでしょうね、睡眠不足…ならない?」
後藤アナ:睡眠不足は交通違反になる可能性がある
「なる可能性がある。なるほど。事故を起こす可能性があるわけですから、悪質だと取られればということですよね」
十和田から来た人
「交通違反にはあたらないと思うが、そこはドライバー自身が管理してほしいと思う」
後藤アナ:睡眠不足は交通違反になる可能性がある
「やっぱり朝早く夜遅くに出るのはあまりよくないと思う。そういうのをやめて良かったと思う」
実際に話を聞いた中で「交通違反になると思う」という回答はありませんでした。
違反した場合の罰則などについて見ていきます。