避難所で「怒られる」子どもの姿
常温保存できる「旅するかまぼこ」開発のきっかけは、2011年3月11日の東日本大震災でした。及川善弥社長には、避難所で見た忘れられない光景があります。

三陸フィッシュペースト 及川善弥社長:
「体育館に避難していた時に配給されたおにぎりが冷たくて、大人はいただけるだけでありがたかったが、子どもたちは冷たくておいしくないと言って、それを親が怒っている姿を目の当たりにした。災害時においしい非常食があればとその時に思った」

宇宙食という壮大な夢は実現できるのか、「旅するかまぼこ」は、天候の状況を見極めた上で、茨城県の大洗港から今月中旬にも打ち上げられる予定です。