1月27日に仙台地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたのは、仙台市太白区富沢西3丁目の「宮城タクシー」です。

帝国データバンクによりますと、宮城タクシーは1953年11月に設立された老舗のタクシー会社で、仙台市内を中心にタクシー事業を手がけ、過去には秋保温泉でホテル事業も行い、1993年3月期の年収入高は約15億4600万円を計上しました。

しかし、事業環境の悪化でホテル事業から撤退したあとは、利用者の減少や同業者との競争激化を背景に事業規模が縮小し、コロナ禍が追い打ちをかけ利用者が大幅に減少したことで、2021年3月期の年収高は約1億8700万円まで落ち込み、大幅な赤字となりました。

ここ数年は利用者が回復してきたものの人手不足で車両の稼働率が低下し、赤字から脱却出来ず資金繰りが限界を迎え、事業の継続を断念したということです。
負債額は、2025年3月期末時点で約2億3500万円です。