バー店長時代に店のiPadでアニメ制作

山形県の大学を卒業後、実写映画の監督を目指しながら新宿・歌舞伎町のオイスターバーで店長をしていた鈴木さん。転機となったのは、新型コロナの流行でした。

「無名の人生」監督 鈴木竜也さん:
「お店が休みになったので、それでちょうどiPadで、お店の電子決済用のやつで。実写志望ではあったんですけど、お金がかからないという理由でアニメに変えました」(※その後iPadは店に返却)


独学で取り組み始めたアニメ制作。自宅でタブレットを使い生み出した短編作品は国内の数々の映画祭で賞賛され、おととし、宮城県芸術選奨で新人賞を受賞しました。

そして、満を持して取り組んだのが「長編アニメ制作」でした。