仙台藩主・伊達政宗から贈られたとされるフジの花が仙台市内で一般公開されていて多くの人が訪れています。
一般公開されているのは、仙台市青葉区子平町の千田文彦さんの自宅の庭に咲くフジの花です。このフジは伊達政宗が1593年の朝鮮出兵の際に持ち帰り、大工の棟梁として伊達政宗に仕えていた千田家に贈ったものとされています。樹齢はおよそ420年で仙台市の天然記念物にも指定されています。今月6日時点でフジは五分咲きとなっていて今年は去年よりも花の量が多いということです。訪れた人は300平方メートルほどのフジ棚から下がる花を写真に収めていました。
山形から訪れた人:
「花に水滴がついてみずみずしくて、花の香りも漂ってきて気分が上がる」
仙台から訪れた人:
「紫の色がきれいだなと思った。明日も頑張れる気がした」
一般公開は今月9日までで、8日から9日にかけ見ごろになるということです。