宮城県栗原市の築館中学校の給食の時間。生徒たちがうれしそうに受け取ったのは「牛丼」。栗原産のA5ランクの仙台牛が贅沢に使われています。

6日は市内の小中学校などで合わせておよそ2750食が提供され、築館中学校でも生徒たちがおいしそうにほおばっていました。栗原市では40軒の畜産農家が和牛を飼育していて、2024年に出荷されたうち、およそ8割にあたる660頭が仙台牛に認定されています。
3年生:
「普段のより深みがあって味が濃い感じがした」
「おいしかったのでいろいろ人に広まってほしい」
「とてもおいしかった。卒業前に牛丼を食べれらたことに感謝している」

給食に使われた仙台牛はJAや畜産農家などでつくる協会が、地域の産業や食文化を知ってほしいと10年ほど前から毎年、提供しているものです。生徒たちは仙台牛のおいしさを満喫していました。卒業を控えた3年生は7日が最後の給食で、給食センターや栄養士に対して感謝する声も聞かれました。