「イクスカすずめ」大抜擢の裏側とは…
icscaの利用開始から10年。そのデザインとして長年親しまれてきたイクスカすずめはなぜ、交通局のマスコットキャラクターになったのでしょうか。
仙台市交通局 釘宮まどかさん:
「バス、地下鉄の利用促進のPRのためキャラクターになったんですが、駅構内や地下鉄車内でのマナーアップということで、ただ気を付けましょうというポスターではなく、スズメがキャラクターとしていることで、子どもから幅広い世代にマナー啓発として伝える取り組みを行ってきました」

幅広い世代に受け入れられている「イクスカすずめ」を交通局の公式マスコットに据えることで、利用促進だけでなく駅構内のエスカレーターの安全な利用や地下鉄やバスの乗車マナーの啓発に一役買っています。

ぬいぐるみの製作には、菅野さんも携わり、交通局などと打ち合わせや試作を重ねてきました。

イクスカすずめのデザイン担当 菅野麻衣子さん:
「(フォルムが)シンプルだからこそ、少し目の位置が下がったり離れたりするだけで結構印象が違くなってしまう」

イクスカすずめのデザイン担当 菅野麻衣子さん:
「しっぽがハート形になっているのがポイントなんですけど、しっぽの付ける位置によって、置いたときにかわいくこっちを見てくれるかどうかとか、何度かやり直しをして、最終的にはかわいく仕上がった」