子どもたちの健やかな成長を願う宮城県気仙沼市の冬の風物詩「海神様(かいじんさま)」が15日、市内をまわりました。
「海神様」は、秋田の「なまはげ」をモチーフに1987年に始まった気仙沼市の冬の風物詩です。

まず向かったのは、市内の保育所。
「海神様じゃー!」
突然の訪問にびっくりした子どもたちですが、涙をこらえ「海神様」と約束を交わしていました。
海神様:「小学校に入学するんだな」
園児:「はい!」
海神様:「これからもがんばって生きていくんだぞ!」
園児:「はい!」
海神様:「よーし、いい子だいい子だ」

園児:
「ちょっと怖かった。野球が上手になるよう約束した」

園児:
「怖かった」
海神様は15日夜、気仙沼市内の商店や一般家庭、70ヶ所をまわるということです。