観光中に災害が発生した際の避難行動につなげてもらうため仙台市などが開発を進めている観光客向けのスマートフォンアプリの実証実験が行われました。

実証実験は若林区の荒浜地区で行われ仙台在住の外国人らが参加しました。このアプリは仙台市や民間企業などが連携して開発を進めているもので、スマートフォンの位置情報を活用し場所に応じて地域の観光動画が配信されます。一方、災害が発生した際には近くの避難所が表示され避難経路を確認できます。参加者は災害が発生したという想定で、アプリの使い心地を確かめていました。

トルコ出身の人:「より多くの多言語に対応できればいいと思う。英語や中国語、韓国語、もちろんトルコ語にも対応してもらえれば」
仙台市は、実験の結果を踏まえアプリの実用化に向け開発を進める方針です。