6日、仙台での囲碁棋聖戦第3局を終えた一力遼四冠に去年の世界選手権での優勝をたたえ、仙台市から「賛辞の楯」が、県からも県民栄誉賞が贈られました。
一力遼四冠:
「自分にとっても自信になる大会。囲碁界にとっても大きい勝利だった」

一力遼四冠は去年9月出場した「第10回応氏杯世界選手権」で優勝を果たしました。郡市長は「優勝は仙台にとっても嬉しいニュースで誇らしく思う」と述べ、「賛辞の楯」を手渡しました。
一力遼四冠:
「応氏杯で優勝してから5か月近く経つんですけど、自分自身にとっても初めての大きな世界戦での優勝で非常に感慨深かった。今回賛辞の楯を授与していただき、また優勝の実感が改めてわいた」

賛辞の楯は、スポーツや芸術などで優れた業績を残した仙台市ゆかりの個人や団体を表彰するものです。

また、一力四冠には、県民栄誉賞も贈られています。一力四冠は、現在、棋聖戦七番勝負で1勝2敗としていて、12日から静岡県熱海市で第4局が打たれます。