2月に閉店する仙台市中心部の大型スーパー「イオン仙台店」で、49年間の歴史を振り返るパネル展が25日から始まりました。
イオン仙台店の「メモリアルパネル展」には、オープン当初のチラシや新聞記事など貴重な資料53点が並びました。
1975年に「ダイエー仙台店」としてオープン。

その後2016年に「イオン仙台店」と名前を変え、合わせて49年間営業してきましたが、入居するビルとの賃貸借契約が終了するため来月28日の閉店が決まりました。

チラシを見て、子どもの頃の悔しさを思い出す人も…。
チラシのラジオが欲しかった50代男性:
「このクーガ!これ欲しくて。買ってもらえなかったです」

会場には、メッセージボードも設けられ、訪れた人が店への思いを書き込んでいました。

訪れた人:
「子どもの頃、ここに来るのがちょっとしたステータスでした。なにかさみしいですよね」
「震災の時にすぐオープンしたので私が並んで買いに来ました」
イオン仙台店 鉾久憲二店長:
「ぜひ多くの人に来ていただきたいですし、思い出などぜひ綴って貼っていただきたいと思っています」

この「イオン仙台店メモリアルパネル展」は、閉店日の2月28日まで開かれています。