宮城県大崎市で農業を始め、ジェラート店やキャンプ場なども経営する男性がいます。東京出身で、20年以上にわたりサラリーマンをしていた男性が、新天地で始めた農業で地域活性化を目指す、その思いを取材しました。

会社を辞めてはじめた「鳴子農業」

12月下旬。冷たい雨が降るなかイタリアから輸入したヘーゼルナッツの苗木を植えていたのが、山口慎一さん(45)です。

山口慎一さん(45)

ユナイト社長 山口慎一さん:
「これはヘーゼルナッツの苗で3種類あるんですけども、日本ではほぼ作っていなくて、最近始める人がちょこちょこっと出てきた」

2022年、東京で勤めていた会社を辞め、大崎市鳴子温泉で新たに農業を始めました。この場所を「鳴子農園」と名付け日々、取り組んでいます。

ユナイト社長 山口慎一さん:
「これ牧草になります。冬越せるように、あと雑草が生えにくくなるので。実がなるのを非常に楽しみにしています。香りが高く育ってくれると良いかなと思っております」